瀬戸の家　離れ　建て方

瀬戸の家（設計：丹羽アトリエ）の離れの建て方です。
平屋で大きな屋根が特徴の瀬戸の家。
今回は離れということもあって、いくつか工夫を施していきます。
その大きな一つが、基礎が無い。
正確に言うと、基礎の立ち上がりがありません。

石場建て、という工法で、コンクリートのなかった時代、礎石の上に柱を立て、足固めで柱同士をつないで、建てる工法です。古民家や社寺にならった工法です。

縁の下がとっても風通しいい建物になります。
一方で、断熱は大丈夫か？
そんな心配もありますね、根固め材の間で行います。ちょうど写真に写っている基礎近くの横材の部分です。