構造計算・温熱環境

カワイ建築 ポリシー

木造住宅に「なぜ構造?」と思われるかもしれません。

一般的に「構造計算」は鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの大規模な建築物に対して行うものだと思われてきました。

一方木造住宅の世界では経験と勘で「構造」を考えてきた歴史があります。

しかし、木造住宅は多くの人々が最も長い時間を過ごすところであり、これから発生すると予測されている震災による被害を抑えるためにも、木造住宅の「構造」は大変重要なのです。

「楽しくわかる!木構造入門」著:佐藤実 より

構造計算

構造計算は、木造住宅の場合は慣習や経験によるところが多かったものです。

それを数値化、計算に基づいてチェックするということになってきました。

現在は構造計算算定ソフトを用いての検討も行えるようになり、計画の段階から進めていくことができます。

計画や検討は「やりながら、考える」ことが重要で、「行ったり来たり」その検討を踏まえて進めていきます。

「設計段階で考えるべき構造安全性」や「施工段階で注意する構造に関する事項」などより実務に反映させいくわけです。

(公財)日本住宅・木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定」を取得しているソフトを使用しております。

温熱環境

温熱環境も同様で、省エネ、エネルギーの効率化等室内環境を整え、かつエネルギーの効率的な使い方ができるような住まい。その仕様も検討していきます。

こちらは、断熱の仕方遮熱や、照明、空調といった冷暖房にも関係していきます。

多くは建物の外皮計算で性能として検討します。

こちらも算定ソフトによって数値化できるものになってきました。

こちらも構造同様、計画や検討は「やりながら、考える」ことが重要で、「行ったり来たり」。

その検討を踏まえて進めていきます。

いい家の必要不可欠な条件でもありますね。

(公財)日本住宅・木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定(電算P04-04)」を取得しているソフトを使用しております。